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「あ、はあ」
彼のあまりの変わり様に、ついていけないんですけど。
「じゃ、オレらは下で待ってるから」
お父さんたちが、部屋を出て行く。
閉まったドアに寄り掛かり、晃さんがため息を吐く。
「はぁーっ。
ではお嬢様、こちらの服にお着替えください」
差し出されたピンクのワンピースドレス。しかしこれ、外出用の気がする。
「どこかに出かけるんですか?」
「はい。今夜、パーティーがあります」
パ・・・パーティー?!パーティーって。あのいかにもお嬢様やお坊ちゃまが着飾ってる、堅苦しいやつ?
めんどくさそー・・・。
そんな私を見て、晃さんも苦笑い。
「まあ、致し方ありません。何しろ、‘お嬢様‘ですので」
まだ完全には納得してないけどね。
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