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慌てて寝室に駆け込む。
と、チラリと見えた笑顔。
なんなの!?
とりあえず、ワンピースに7分丈のパンツに着替えて、再び玄関へ。
「意外にお早いご登場でしたね」
またかしこまって礼する人。
っていうか、急げって言ったのアナタじゃん。
若干の怒りを混ぜながら、その背中を見る。
「でも、少しもったいないですね」
「えっ?」
突然振り返り、私をまじまじと見る。
「先ほどのお姿の方が、好みでしたのに」
「な、何いってるんですかっ?!
変態!?」
しかしそれには答えず、ニッコリと微笑む彼は、後部席のドアを開けた。
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