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「私はお前が好きだ。」
・・・・・え?
「お前の思ってることはわかる。だがな、それはあくまで“お前が私の環境の一部”だったらの話だろ?」
俺は頭の整理がついていなかった。
「私にとっての環境、いや世界は“お前”だ。お前がいなきゃ私の世界はここで終わりなんだ。」
一体、何を言っているんだ?
「だが私はここでお前に遠くに行くなとは言わない。言ったところでお前が私から離れる事実に変わりはないだろうしな。だからこそ私は・・・」
いや、何が言いたいんだ?
「お前とまた会えることを“信じてるよ”」
言うだけ言うとあいつは俺の額にキスをし、そのまま去ってしまった。
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