第2章、平凡な日常

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 窓際の一番後ろの席、五月中旬の暖かい日差しは午後の授業を乗り切るにはなかなか厄介だ。 (チャイムはまだかぁ~?そろそろ…意…識……が……)その時救いのチャイムが鳴り始めた。 (よしっ‼耐え抜いた。危なかった~居眠りで点数引かれるのはゴメンだからな。)休み時間、数学の教科書を片付けながら次の授業の確認。 「えっと、次は…戦闘訓練か…」
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