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?「なるほど。では俺が琴をやるから君は舞をしてくれないかな?」
いきなりいわれてもなぁ…
でも久しぶりに体動かそうかな。
雪「いいですよ。」
?「ではいくぞ。」
そう言うとまた美しい音が流れた。それと同時に俺も舞を始めた。久しぶりと言うことで少しずつ体を慣れさせなから踊った。
今までに何回もしてきたがこれほど舞を楽しいと思ったのは初めてだった。
雪「ふう。」
舞を踊りきり一息ついた。
?「素晴らしい。これほど美しい舞をした者は見たことがない。」
昔親に強制的にやらされただけなんだけどな。
雪「ありがとうございます。」
?「君、名前は?」
雪「今日転校してきた黒瀬雪弥です。」
?「そうか、君が。俺は二年日比谷雀夜(ひびやすずよ)だ。」
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