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『ガッシャーン!!』
女の子とぶつかる割には壮絶な音がした。
そして、目の前がぐるぐると1回転したかと思うと次に頭を強打した。
「ぐはっ…」
隼人がそう言うと同時に全身に痛みも感じられた。
「お、女の子…に出会うためなら…これぐらい…」
すると後ろから声が…
「おいボウズ!いきなり飛び出てきたらあぶねぇだろが!気を付けろよな」
といい残し、おっさんは倒れた自転車を起こし去っていった…。
その後の隼人はというと
「うぅぅ~……(TT)」
泣いていた。
とまぁ、朝から事件もあったが
学校には何とか間に合った。
教室に入ってみると、当然ながら周りは知らない人ばかりだった。
友達…作れるかな…。
まぁ作れなくても俺にはエアー友だt…
とか考えてると
「あら、ハヤトやんな!?うちやて!覚えてる?」
横でやたら関西弁で話掛けてくる
女の子が…。
「……ハルカか。久しぶりだな!」
バリバリ関西弁の彼女は田崎 春香(タサキ ハルカ)
身長は160ぐらい
体重はしらん
髪型はツヤのある黒髪ポニーテールだ
ハルカとは小学校の時までよくゲームなどして遊んでいたが、
ハルカが私立の中学に行ってからというもの、あまり会うことはなかった。
「よかった。ハヤトとは小学校以来やからな、うちのこと忘たんちゃうかなって」
「ないない。でもまぁ学校で友達できるか不安だったからハルカが同じクラスでよかったよ。」
「もぅやめてーなぁ。照れるやんか///」
すると教卓から声が聞こえた
「はーい。みんな席について!…」
教卓に目を向けるといつきたのか先生がたっていた。
ハルカか…
昔からちっちゃくて可愛かった
そして今ではこんなに立派に成長して…
うへ、うへへへ。
い、いかん…!!ついいつもの妄想癖が…。
いやでも目の前の席の女の子もカワイイナ…。
とかと、妄想してる間に先生の話が終わった。
そして入学式もこんな感じで妄想してるとあっという間に終わった。
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