俺の青春

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店員「予約された方ですね?登録番号をうかがいします」 俺は予約したときの番号を店員にいった。 店員「はい。確認がとれました。『パラレルクエスト』1つで間違いないですね?」 ここからが俺の秘策だ。 頼む…。うまくいってくれ! 「あの~1つじゃなくて2つで予約したんですが…。」 店「すいません。もう一度確認してみます。」 ゴクリ… 店「やはり、1つの予約となっておりますが?」 「そんなはずはありません!俺は電話で確かに2つと予約しました。」 店「ですがお客様…」 ま、負けるな俺…。 こ、こうなったら… 「どうなってるんだこの店は!こっちは金払って予約したってのに…予約できてないとか詐欺だ!」 すると周りのレジで並んでる人の大群がざわつき始めた。 「やだ…この店で予約しないほうがいいわね」 「え!?詐欺!?詐欺!?」 「な、なんだってー!」 この騒動に耐えかねて店員はようやく 店「わ、わかりました。ですがあまり騒がないでくださいね。子供じゃないんですから」 子供ですがなにか… でも、こうして2つ買うことに成功したのでまぁよしとしよう。 ハルカのもとへ戻り 「はいっ、買ってきたよ」 「ありがとー。でも店のほうが騒がしいけどなにかあったの?」 「い、いや…なんでもないよ。」 俺が原因なんてとてもじゃないが言えない。 「ま、まぁ早く家に帰ってやろうぜ」 「うん。家ついたらメールするわな」 「了解」 そういい二人は帰ることにした。
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