手紙。

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あの人と会ったとき… 私は使用人であの人は軍人…階級は大佐。 使用人の私が手を伸ばしても届かない、孤高の存在だった。 もちろん、周りの人からは反対もあった…でも私はあの人が好きだから。 あの人も私と同じで…両想いということになります。 やっと一緒にいられる…と思った矢先… 全部隊出動にまでなった、今回の戦争にあの人も行かざるを得なくなったのです。 あの人が戦争に行って数週間…何をやってるのかも戦争の話以外知らない私は、ひたすら手紙だけを書き続けた。 生きていてほしい… そして、手紙を送ってほしい。 早く帰ってきて、私を力強く抱きしめてください。 そう言いたいけど…迷惑だと思い言えない私が邪魔をする。 手紙に書いてもどうせ届いてないんだろうとか思うようになってきました。
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