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私が掃除しようとして玄関を開け、ほうきで掃いていると何かにぶつかった。
まだあたりは暗いのでよくわからないけど、何か大きいものが転がっているように見えた。
手探りでその転がっているものを確かめる。
何かヌメリのあるものに触れた。
その手を顔の前に翳してみた……血の匂い。
途端に私は駆け出していた、メイド長にそのことを言うとすぐさま執事を呼びに行き私の見たものを確かめに行った。
私は直視できなかった。
私が見た夢は現実になった、やっと会えた…
でもそれは変わった形で会うことになったのです。
そう、彼は…
彼はもう亡くなっていたのです。
屋敷の前まで来たところで、後ろから誰かに襲われたとか…。
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