夢ノ中ニテ

5/5
前へ
/12ページ
次へ
り、横に置いてある箱を恐る恐るあけると… 中には綺麗なブルーの花の付いた指輪が入っていた。 私はそれを薬指にはめる。 その瞬間に、堪えていた涙がこみ上げてきて… 彼に会いたくなった。 ドアの前で他の使用人の話を盗み聞きしていた私は、彼がどこにいるのかも分かっていた。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加