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「だが、相手も一筋縄ではあるまい」
アマル「その点は心配要りません。ひとまずは『やむを得ず従っている』という設定で通しております」
「……考えたな」
アマル「ですが……しばしの間、あなた様に牙を向けてしまうであろう不忠をお許しください」
「細かなことは気にするな。お前は目的を果たすことを考えろ」
アマル「……寛大なお心、感謝します」
「感謝もいいが、裏切ってくれるなよ?」
アマル「まさか。私が仕えるのはただ一人、レン=ムラカミ様だけですよ」
レン「それを聞いて安心した。では、準備をするとしようか」
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