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「副ちゃんさぁ、何でもかんでも俺様に頼るなよ、めんどくさい」
「おい、いい加減に副ちゃんって呼ぶのはやめないか。私が警視庁でどれだけの地位かわかってるのか?だいたい、お前が暇つぶしとか言ってやらかした事をいつも揉み消すのは大変なんだぞ!今までどれだけお前が我々の世話に――」
「はいはい、お世話様です」
「まったく……まあいい。今回はハッキングの依頼ではないんだ」
これまでの警視庁からの依頼は年に数回。しかもそのどれもがハッキングの依頼であった。ハッキング以外の依頼は初めてのことだ。
「ハッキングの依頼じゃないってどーゆー事だよ。便所掃除でもしろってか?」
「私もお前みたいなやつには便所掃除がお似合いだと思うがな。警視総監直々に指示が出た。お前にある捜査に加わらせるようにとな」
「総ちゃんからの命令かよ。めっずらしー事もあるもんだな。そんなデッカイ事件なのか?」
「詳しいことは電話では話せんが、この事件は難解でな……。IQ180以上とも言われるお前の頭脳を貸して欲しいんだ」
「なるほどなるほど、この俺様のテンサイテキな閃きが必要ってわけね」
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