操り人形

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翌日、翔が目覚めた時には正午を過ぎていた。 「あー……、寝過ぎた。14時間も寝たのか。さてと、今日は何をしようか」 翔は歯を磨きながら、目覚めきっていない頭で今日の予定を考える。 【バイト辞めたんだよな。48万手に入ったから2ヶ月は余裕で生活できる】 【でも今後の生活はどうしようか。能力を上手く利用すれば金を稼ぐのは何とかなりそうな気がする。今日はその方法を考えよう】 翔は顔を洗って部屋に戻り、テーブルの上に目をやると携帯の受信ランプが光っていることに気付く。 【新着メールが……2件?】 ―――――――――――――― どうも!熊野 猛です(^∀^)ノ 昨日は神宮さんに失礼な態度を取ってすんませんでしたm(_ _)m神宮さんが警察のお偉いさんだったなんてビックリですよ(≧ヘ≦) 佐伯雄大の新しい情報を手に入れたら、報告しますね! 今後とも良いお付き合い宜しくお願いします(*^o^*) ―――――――――――――― 【熊野……キャラが180度変わってやがる。俺の情報は握られてるけど、この様子だと大丈夫そうだ】 【もう1件は――】
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