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平輔達が入学した学園は霧島魔能学園といい霧島財閥が運営する学園で入学前に検査や成績調査をし個人にランクがつけられる。ランクはS・A・B・C・Dの五段階にわけられクラスもランクによりわけられる。平輔がいるクラスは最低ランクで成績が平均でも魔力や能力が下もしくは逆の場合にわけられるクラスである。
平輔は魔力・スキルがDなうえ他も平均かそれより下、亮は運動・スキルがAだがそれ以外が平均を大きく下回るためDなのである。
(おれは仕方ないがうちのクラスにゃいいやつ多いのにな)
そんなことを心の中で思いながら平輔はため息をついた。
「しかしお前も不憫だよな・・・優秀な妹を持つからなおさら・・・・」
亮は苦笑しながら平輔の肩を軽く叩いた。
「あんまあいつのことを悪くいわないでくれ。いい妹なんだよ。」
平輔の発言に亮は“ご愁傷様”とゆうような顔をした。
キャァァァァァァ!!!
自分の教室の外で黄色い声が飛び交うのがきこえた。
しばらくして平輔達の教室のドアが力いっぱい開かれた。そして目の前に腰までの綺麗な銀髪の少女が仁王立ちしていた。
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