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「平輔300円よこしなさい」
銀髪少女はいきなり平輔に金銭を要求してきた。
彼女の名は玖門寺雪華(くもんじせっか)玖門寺グループのご令嬢で運動・勉強なんでもごされの学年次席 スキルもSランクにわけられている。彼女は能力を競う大会で優秀な成績を残しついた渾名が“閃妃”と呼ばれる。ちなみに美少女だ。
「雪華どういうことだよ!!?なんで金銭要求されなきゃならんのだ。断る」
平輔は銀髪少女にそういうと雪華とよばれる銀髪少女は眉をひそめた。
「私を下の名前で呼んだ上に拒否なんていい度胸じゃない」
そういうと銀髪少女は手をダラリと下ろした。
「お、おい平輔?!まずいって払ったほうがいいって」
雪華の動きをみた亮が慌て平輔から距離をとった。
(不味いなこのままだとクラスに被害がでるな・・仕方ない)
「ぐっ・・・わかった払うよ・・・」
平輔は渋々といった表情で財布から300円を出し雪華に渡した。それを雪華が受け取るとさっきとは打って変わってにこやかな表情をみせた。
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