最弱少年の能力と仲間一人目

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 「そうよ。それでいいのよ。とりあえず代金はもらったわ。はい」  雪華はそういうとカバンからお弁当を出し平輔に渡した。  「それじゃね平輔」  雪華はそういうと楽しげに帰っていった。  嵐が去りクラスは静まり返るとおもわれた。しかし、外からもクラス内でもヒソヒソとこちらを見ながら白い目で平輔の話している。 (朝から災難だ・・・・・)  平輔はより深いため息をつき机に突っ伏した。そんな様子を見た亮は怯えから驚いた表情になった。    「なにお前あの玖門寺さんに弁当頼んだの?よくやるわぁ・・・・・肉を頭につけて猛獣の目の前に行くようなもんだぞ・・・」  「んなわけねぇだろボケ亮が・・・」  「いやボケとおるって酷くないか!!じゃあなんで弁当作ってきたんだよ玖門寺さんさ?」  平輔はゆっくりと机から顔をあげ亮をみた。  「知るか・・・」  平輔はそういうとまた顔を机にもどし意識を飛ばした。  「お前は色々と災難だな親友として良いことあるように祈っとくわ」  亮はそういうと平輔のまえで手を合わせた。
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