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よく言って殺風景悪くいえば特徴がないそんな部屋でいつものように目覚める。
「ふぁー眠い・・・このままもっかいねようかなぁ・・・・・・・ウトウト」
素晴らしい夢の世界へ入ろうとした時、ドアが勢いよく開き頭上から激しい痛みが舞い降りた。
「!%&$!」
「兄貴は相変わらず使えない冴えないモテない顔してんね」
その声と痛みでようやく俺こと唐倉平輔(からくらへいすけ)は目が覚めた・・・・・怒りと共に・・
「痛いわ!!!もっとやさしい起こしかないのか?!!例えばお兄起きて・・みたいなのは?」
蹴りを頭にたたき込んだ張本人こと唐倉魅羽(からくらみう)は冷めた視線を平輔に浴びせた。
「・・・・・気持ち悪い・・・・てかさっさと学校いけ!!!私は遅れて怒られたくないの!!」
「・・・・・ふぅわかったよ。」
いつも通りの会話を繰り返しのそのそと平輔は制服に着替え、魅羽はそそくさとでていってしまった。
「妹は秀才で自慢の妹で俺は終了な成績で残念な兄貴か・・・・」
朝食を食べながら耳にたこができるくらい周りがいつもいっていることをつぶやき平輔はため息をつく。
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