第1章―始まりと出会い―

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「てめえが<銀狼の流星>か、まさか女だとわなぁ。」 「ねぇねぇ、速くやろうよ。まぁなんでもいいからさ。弱い犬ほどよく吠えるし。」 「なめやがって!!」 敵の双銃から放たれる弾丸をいとも簡単に弾く、 「遅すぎてあくびがでるよ」 持っている剣が透き通った水色の光を帯び始めた。 「属性付加なんかしてどうした」 「離れて斬るんだよ」 「はっ!!そんなこと「できるよ」なにっ!」 メルティが鋭く振った剣からは透き通った水色の三日月が飛ぶ。 剣の速度は上がっていき、剣からは、一振り2発は飛んでいるだろう。 「魔法も使わずにあんなことできるなんて…」 ペガは呟いた。 (久々にあの技を使ってみようかな?) 「そろそろとどめだよ」
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