第1章―始まりと出会い―

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右足を少し前出し、低い体勢になった。 全身に水色の光が発生し、少し前出ていた右足は凍り付いている。 「『クラスターブレイク』!!」 そうメルティが叫び、高く跳んだ。そこから放たれる、鋭いキック。と同時にメルティは円錐状の透き通った水色に包まれる。 「出力30%…くらえっ!」 ドン… メルティが着地した場所には小さなクレーターができた。 周りからは、まるでスポーツで自国が勝った時のような歓声に包まれた。。 「あれは魔法じゃないのか?」 ペガは誰にも聞こえない声で呟いた。
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