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人間ばなれしたスピードで走る、銀髪銀眼で、腰までのストレートヘアの少女がいた。
森に注ぐ僅かな朝日を受けて、なびく銀髪は輝いていた。
速すぎて、他の人が見ればシルエットにしか見えないであろう。
「もうっ!鬱陶しい!」
少々イラつきを見せながら素早く木枝を拾う。それを剣のように構えた。
(敵は鳥。たぶん、こっちに突進してくる。すれ違い様に頭蓋を割ってやる!)
少女の読みどうりに鳥がくる。くちばしに気を付けながら、鳥に攻撃してゆく。
気色悪い音をしながら鳥は落ちた。
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