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僕がいて
君がいた
君といた時間が凄く楽かったんだ
ただ喋ってるだけなのにその時間が楽しくて仕方なかったんだ
君は強かった
誰よりも強かった
そんな君がだんだんと弱くなっていく
長く綺麗だった君の髪は抜け落ち
顔もやつれて苦しそうな君
でも僕といる時はいつも笑顔
そんな君の笑顔を見るのが辛かった
やがて君は僕に言った
ありがとねと
そう言って君は安らかに眠りに着いた
もう起きることのない君
君とはもう一生笑い会えない
辛かった
泣いて泣いて泣いた
君がいなくなっても世界は回ってる
人一人いなくなっても何も変わらない
僕は君がいないと何も出来ない人間なんだ
君がいたときは見栄を張ってたけど
本当は凄く弱い人間なんだ
でも君がいたから頑張れた
君がいたらなんだって出来たんだ
でも君が言ってたね
命を捨てるなと
だから僕は生きるよ君のためにも
そして
君のことを
ずっと
ずっと
忘れないよ。
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