異世界は突然に

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まず、あたしは見ればどこにでもいるような可愛らしい女子高生だ。名前は御剣陽菜(みつるぎひな)。歳は15歳。毎朝、眠い目を擦りながら学校に行き、授業という睡魔との闘いを繰り広げ、闘い終えた後は、部活に汗を流し、放課後には友達とファミレスでお茶したり、ゲーセンでプリクラ撮ったり、カラオケで盛り上がったりと、まさに女子高ライフをエンジョイしてる。そんなごくごくどこにでもいるような女子高生だ。 見た目だって、今や絶滅危惧種に指定されているポニーテールが良く似合うロングの黒髪で、自分でいうのもなんだけど顔も可愛い部類に入ると思ってるし。 てか、そんなことどうでもいいか。あたしは今朝からの出来事を思い出し始める。
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