~ 1話 ~

6/21
前へ
/28ページ
次へ
保護者の台詞が脳裏によぎる。 ここで問題を起こせば、もうアヤにはチャンスがなくなる。 しばらくは大人しく、この街の付近で捜索して、例のものが見つからなければ、大学はここより更に北上した場所に入学しよう。 それには、約2年。 この高校で過ごさなければならない。 アヤは、唇を噛んで、気を引き締めた。
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加