序章

6/12
前へ
/12ページ
次へ
正確に言うなれば刀ではなく、刀の先だった。  あ、危な・・・・・!! 「ねぇ、君誰?」  いや、貴方こそ誰ですか!?  あれ、驚き過ぎて声が出てなくない・・・・・!?  「早く答えてくれないかな?」  ニッコリと微笑みながら刀の切っ先を私に突き付ける美形さ・・・・・・・・?  美形・・・・・・・・?  あれ、よく見たらかなりの美形さんじゃないか!?  黒みの入ったさらさらな茶髪。  切れ長なんだけど優しそうな薄茶色の瞳。  私より少し高めの伸長・・・・  び、美形過ぎて言葉が出ない・・・・!! 「早く答えてよ・・・・」 やばい、かなり怒っているよ、なんか周りのオーラが黒い気がするし・・・・・・
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加