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正確に言うなれば刀ではなく、刀の先だった。
あ、危な・・・・・!!
「ねぇ、君誰?」
いや、貴方こそ誰ですか!?
あれ、驚き過ぎて声が出てなくない・・・・・!?
「早く答えてくれないかな?」
ニッコリと微笑みながら刀の切っ先を私に突き付ける美形さ・・・・・・・・?
美形・・・・・・・・?
あれ、よく見たらかなりの美形さんじゃないか!?
黒みの入ったさらさらな茶髪。
切れ長なんだけど優しそうな薄茶色の瞳。
私より少し高めの伸長・・・・
び、美形過ぎて言葉が出ない・・・・!!
「早く答えてよ・・・・」
やばい、かなり怒っているよ、なんか周りのオーラが黒い気がするし・・・・・・
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