5‐和希の束縛

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「あ…和希にい、どうして?」 「どうしても何もないじゃない、だって俺柚に会いに行くって電話したよね?」 「あっ…」 そうだった、 でもこんなに早く来るなんて 「ねぇ、柚。実は俺……ここの隣の部屋借りたんだよね☆」 なんて笑顔で言う いや、昨日まで居た人は? たしか空き家じゃなかったはず 「あぁ、前の人には出て行ってもらったんだよ♪」 エスパーなのか、和希は僕の心を読んだうえに答えまでくれた 逆に怖いから そして、どうやって? なんてもう恐ろしくて聞けない
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