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席に着くなり僕の周りに三人の女子が集う
真ん中に立つのが､風桐 舞(カザキリ マイ)
茶色に染められたロングの髪型は男子から人気が高くクラスの中心人物だ
舞の両隣に立つのが､倉本 美紀(クラモト ミキ)､高木 綾香(タカギ アヤカ)
影では舞の金魚のフンと呼ばれている
｢おい､お前学校くんなって言ったよな｣
舞は席に座る僕に対し言い放つが僕は無視する
"無視"が舞の神経を逆撫でたらしい
｢ちょっと来いお前｣
舞は僕の髪を掴みズルズルと引きずるように取り巻きを連れ出る
教室の人間は"やれ!やれ!"だの"今日は何やってくれるんだろうな"など歓喜の声でいっぱいだった
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