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俺は息を荒げている。
疲れたからでは無かった。
この時初めて自分が
ブチ切れてる事に気付いた。
「何をそんなにキレてんだ?
魔族は奴隷も同然だろ?(笑)
何をしても問題無いだろ?(笑)
あれか?お前も仲間に
入れて欲しいのか?(笑)」
存在自体に虫ずが走った。
「お前もう喋んな…」
一気に距離を詰めぶん殴る。
だがその動きに合わせて
防御を固め何とか防ぐ。
「いってぇなぁ!?」
リーダー格は声を荒げる。
「これでも喰らいな!!」
リーダー格は空中に
魔法陣を描き炎の球を
俺に向かって飛ばして来る。
炎の球は速く避けられない。
俺は腕を一本捨てる覚悟で
振り払いにかかった。
しかし予想外の事が起こる。
炎の球が弾き飛んだのだ。
「何…だと…!?」
リーダー格は驚愕した様だ。
そして俺自信も驚いている。
「偶然か何かに決まってる!!」
リーダー格は炎の球を
無差別に乱発してきた。
「あの子に当たったら
どうすんだごらぁぁ!?」
炎の球を弾き飛ばしながら
距離を詰めて頭を掴み
壁に叩き付け壁をブチ破る。
「ごがぁぁぁ!?」
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