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こんなことばっかり考えるようになった。
今までなんとなく、生きてるだけだった 。
友達と笑って、息をして。
勉強して、息をして。
ただ繰り返す毎日を、私はどこか客観的に見ていたんだ。
それが、変わった。
今考えると、サメジマくんが居なくなってからなんだ。
どうしてすぐに気付けなかったのかなぁ。
それまで単調に動いていた私の心臓は、サメジマくんを想うと早くなる。
そうゆう風にデキてるって思ってたことも、実は奥が深くて、凄いことなんだって考えるようになった。
それこそ、奇跡なんじゃないかコレ、って恥ずかしげもなく思うようになっちゃった。
「……ねぇサメジマくん」
なのに私は、別に気持ちに気付けなくても良かった、って思う。
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