第1章 隣の空席

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周りの子はみんな「彼氏欲しい。」とか「好きな人が欲しい。」ってよく言っているけど私にはその気持ちがよくわからない。 前に一度だけ付き合った人がいるけど、自分でも好きなのか分からなくなって結局別れてしまった。 一目惚れしたとかもよく分からない。だって一度も話したこともなければどんな人かも分からない人だよ?どうしてそんな人を好きになれるのかな??それとも私が子供なだけ?? そんなことを考えてる内に私は深い眠りへと落ちていった。 …やっぱり私は恋が出来ないのかもしれない 眠りに落ちる寸前こんなことも思った。 私、結城真由香はまだ本当の恋をしたことがない。
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