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まあそんな感じで2年毎に右側に支障が出る事が、小学生1・3・5中学生1は部活動(バレーボール)で右手親指を骨折。3年は同じく部活動で右足首の筋を痛めて捻挫。 と続いた。
親や親戚は「そいやまた2年置きだねぇ」と笑っていたが、シュンだけは全く笑ってはくれなかった。
そうして迎えた高校2年の時だった。
それは人生で初めて救急車に乗るという大事になった。
バイト中、ガラスケースに突っ込んでしまったのだ。
それは雨の日で、私は小物なんかを売る小さな店のショップ店員のバイトをしていて。
「雨で床が滑るので足下お気をつけくださーい」なんて偉そうな事を言っときながら、自分が滑ってガラスケースにスライディングをかましてしまった。
あれは今思い出しても恥ずかしい…。
右足からのスライディングは、ガラスの破片をモロに受けて、骨まで見えるぐらいに抉れていた。
当然店内は大騒ぎで、ガラスケースの回りは血塗れ。
すぐに裏に運ばれて、荷物を運ぶ台車に乗せられそのまま救急車そして病院だ。
店長がパニックになりながらタオルを当てレジ袋を割いて巻きセロテープで止める、というスゴワザを見て止血とはこうやるんだと学習したものだ。
…店長ごめん。
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