‐新月‐

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『もしかして、クレッセントのマネージャー?』 『え…あ…うん。そんなとこ』 『ふぅ~ん』 『満ちゃんは、テレビ局に用事でもあったの?』 『あ…今度、そのドラマ出演に抜擢されたの』 『そっかぁ~。大変だろうけど、頑張ってね』 『うん』 『じゃあ、またね』 そう言うと癒月は、走り去った。 クレッセントのマネージャーかぁ…。 地味な人。 黒淵メガネをかけてる所なんて、まさに昴にソックリ。昴には、ああ言う人がお似合いなんだろうね。 満は、そんな事を思いながら、その場を去った。
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