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『あ…うん…』
俯く昴に流星が声をかけてきた。
『何、心配してんの?どうせ、陽美子さんと満の事だろ?来ても、堂々としてりゃあ良いんだよ』
そう言って、昴の肩をポンと叩いた。
『うん…』
クレッセントの存在は、目立っていて、周りの視線が集まる中、昴一人が緊張していた。
その時、癒月が呟いた。
『そんなに心配してるけど、満ちゃんが来るとは限らないでしょ?』
絢が、癒月の肩をポンと叩きながら
『いや…多分、来るだろ?山下先生の脚本の作品に出演回数の多い、陽美子さんに、今回の山下先生の新作脚本のドラマに出演が決まった満が来ない訳ないさ』
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