魔法使い、客を迎える

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出会った時は、親切で。 助けを求めたら、冷淡にあしらわれて。 契約したら、また優しくなって。 時折意地悪をしながら、最後には必ず助けてくれて。 『そっか・・・俺、アスールのことが好きなんだ・・・・・・これ・・・好きってことなんだ・・・』 イライは自分の気持ちに気づき、目をギュッとつむった、 切なさで苦しくなった胸を、無理矢理抑えて。 .
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