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「な・・・なんで・・・」
夕べの会話を思い出してみても、アスールがジグに協力する要素は一つもなかった。
青くなったイライに、アスールはけろりとして告げた。
「おや、わかりませんか?これはね、お仕置きです。」
「お仕置き・・・俺が・・・俺があいつの言うこと聞きそうになったから?あんたのこと、わかってなかったから?」
「イライ。落ち着いて。違いますよ。」
ショックのあまり、パニックをおこしかけたイライに、アスールは優しく声をかけた。
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