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「そこら辺も含めて、明日から君にたくさんのことを教えてあげます。楽しみにしていてくださいね♪」
まだ呆然としているイライの前から、空になったカップを片付けると、アスールは先に寝床に入った。
「今日は疲れましたからねぇ。もう寝ましょう。明日は、も少し広い寝床作りと水浴びと食料の調達。忙しいですよー♪」
「水浴び・・・や・・・俺、汗臭いから今夜は・・・っ」
夕べの密着した状況を思い出して、イライは真っ赤になって断った。
しかし、それが通用するアスールではない。
「おや、大丈夫ですよ。君の匂いは嫌いじゃありませんから。ほら、命の大大大大恩人の命令ですよー♪」
「さ、最低だな、おまえ!」
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