魔法使い、愛を語る

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『儂はおまえが決めたことを尊重しよう。その代わり、頼みがある。』 「なんなりと。」 『明日、儂の跡を継ぐシュテルンと戦い、打ち勝って盟友となってもらいたい。』 「あなた以外とも盟友の契りを交わせと?残酷ですね、エルヴァン。でも、それがあなたの望みなら、私は全力で叶えましょう。」 『うむ。まだ年若いが、このウルスの帝王竜の中では最も儂の血を濃く継いでおる。導いてやってくれ。あれはまだ若い。』 「心得ました。でも、魂は交わしませんよ。そんなことをするのは、あなたとだけ。私が愛する唯一の伴侶。」 アスールは、エルヴァンの瞳を覗き込みながら、熱く愛の言葉を紡いだ。
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