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『暁の牙』『無敵の勇者』『黄金騎士』『剣王』『魔戒の処刑人』、これらの名は全て勝手に出来た通り名だ。
当然自分から名乗った訳じゃない、俺の戦いを見た人々がそう呼ぶようになっただけだ。
ホラーと何時終えるかも分からない戦いに身を投じた自分はその戦いを終えた。
無論俺一人のお陰ではない、俺を慕ってくれる仲間達の助けによって、だがその仲間達は皆死んでしまった。
あの戦いで生き残ったのは自分は、今は変な夢を見ている。
金髪の少女の前から大切な人が次々消え、彼女一人だけになる夢だ。
その子の顔は見る事が出来ず前には異業の姿をした何かが襲い掛かかろうとするがそれは阻まれた。
黄金の光に包まれた何かは幅広の長剣が握られ兜らしき物が外れこちらを見た。
「俺!?」
黄金の光に包まれた何かの正体が俺の顔だったからだ。
ーΦΧΩΨ▽ー
「ふあぁー」
変な夢を見た物だ。疲れてんのかな、俺。
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