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みんなのご飯がきた時、俺はやっとケーキにたどり着いた。 「俺のケーキぃ!!」 今日一番の笑顔でケーキを食べる。 裕・太・大「ッ//!?」 そんな俺を見て弥生以外が顔を赤くしていた。 そんな事に気付かず俺は幸せを噛み締めていた。 弥「ホール丸々って本当ありえない。お前は胃袋も馬鹿なのか」 幸せに浸ってる俺に弥生の言葉なんて聞こえない。 「うまぁ~」 「キャァァァァァァァァ//」 今日一番の悲鳴が食堂に鳴り響いた。 スルー機能発動中の俺でもスルー出来なかった。 「う"ぅ"!?何!?」 いったい誰だ!!俺の幸せを邪魔する奴は!! 扉の方を見て顔をすぐもとに戻した。 (来るな来るな来るな来るな来るな気付くな気付くな気付くな気付くな気「ゆき!!」 ガバッと後ろから抱き着かれた。 「蓮・・・」 蓮「ゆき・・・ごめ・・・嫌わないで・・・」 蓮が泣きながら謝ってきた。 訳がわからなくて聞いてみる。 「蓮どうした?」 蓮「グスッ・・・ごめ・・・」 「蓮」 蓮「グスッ・・・」 「蓮が俺に何かしたとしても蓮を嫌いならないよ!」 蓮「ほんと・・・?」 「うん」ニコッ 蓮に笑いかけた。 蓮「ゆき・・・すき・・・大好き・・・」 「うん」 蓮がギュゥゥとさらに抱きしめた。 蓮さすがに苦しいです・・・。 俺死んじゃう・・・。 裕「幸村を離せ。苦しんでる」 裕也がそう言うと蓮が俺の正面に座ってる裕也を見る。 蓮「・・・」 ギュッ 「う"っ!?」 蓮が力を強くする。 裕「離せ!!」 空・海「「れーんー。ゆっきぃ死んじゃうよー」」 双子かそう言うと蓮はようやく離してくれた。 離してくれたのはいいんだけど、俺の頭上でバチバチ睨み合うのは止めてくれ。 「裕也、蓮睨み合うのやめなよ」 その時ガシッと肩を掴まれた。 「え?」 神「よう。さっきぶりだな」 「会長・・・!?」
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