短編集

もう、いいかな？

僕は今生徒会室にきています。

我慢出来なかった僕の所の隊員が転入生に対して複数人で性的暴力を働いてしまったからです。

まぁ、あの子は少し感情が暴走しやすい所があったのでしょうがないと思ってます。

むしろ今まで耐えてくれたのは僕としてもとても嬉しい限りです。

「テメェ、俺の刹那に何したかわかってんのか？ア゛ァﾞ！？」

会長がただのチンピラに見えました。
怖くて体が震えたのは仕方ないです。だって僕は喧嘩とか暴力とか本当に駄目なんです。

「僕の所の子が本当に申し訳ありませんでした。」

必死です。
だって僕は隊長なんです。あの子も僕の忠告を守って今まで我慢してきたのですから。

「謝ったって駄目なんだぞ！！
お前は！！やっちゃいけない事をしたんだから！！！

それに！今までの嫌がらせもどうせ隊長のお前がやらせたんだろ！！！！俺は分かってるんだからな！！

ちゃんと責任とらなきゃ駄目なんだぞ！！大丈夫だ！！お前なら次の学校でなら生まれ変われるって信じてるから！！」

モップのこの言葉で僕は今後、この学園に通えなくなるんだ、と悟りました。

だって、周りの信者はモップを皆で誉めてるんです。
そこには何故かモップの叔父の理事長もいました。

なんだか、脱力した気分です。

もう、いいですかね。