ワガママはだめ。

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かなしくても さびしくても ワガママはいっちゃいけない 自分の思いは 口に出してはいけない。 そんな立場ではないし、 そんな権利も当然ない 負担にならなければ 優しくしてもらえる。 ニセモノでも アイに似たものは 与えられる。 それだけでも ありがたいこと。 泣くなら一人で泣こう 思い切り泣いて涙が渇れたら 笑って会いに行ける。 泣く場所はある。 だいじょうぶ。 嫌われたくない 棄てられてしまったら 生きられない。 だから 我慢する いつか会える 声が聞ける ほんの僅かの時間でもいい。 その望みがあれば いい。 だから だいじょうぶ。と笑って。 勝手に好きでいるとは そう言うことなんだ。 苦しくても 仕方がないことなのだ。 さびしくても かなしくても 仕方がないことなのだ。
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