序章「幸せの歌」

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それにあの無口っぷりにはよく悩ませられる。 しかもいきなり暴言吐かれたりと、イライラを肉体言語で俺にぶつけたり。 クールなのか子供っぽいのかいまいち分からない。 そんな彼女の名前は『博麗 魅夜(ハクレイ ミヤ)』。 博麗神社の巫女であり、この幻想郷の守り人である。 「因みに俺は家事全般を任された、しがない妖怪ですよっと。」 そう、俺は妖怪。 天狗と鬼の間に生まれた禁忌の存在。 俺がまだ小さいときは天狗たちと一緒に住んでいたらしいが、かなり酷い差別と迫害を受けていたという。
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