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どれくらい走ったか分からないくらい私達は走り続けた。
『ろぉ~く』
数を数える声は消えない所か近付いてる…
「いつまで、追いかけるつもりよ!」
私は苛立ちながら言った。
「鬼ごっこだから俺達が捕まるまで追いかけてくるんじゃないか?」
息を切らしながら統が答える。
「で、でも捕まったら殺されるんじゃなかった?」
不安だった…だけど一人じゃないということが救いだった。でも私が皆を巻き込んだ事に変わりはない。
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