▽Prologue▽

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[某ジュニアテニスコートトーナメント会場] パコーン‥パコーン‥‥‥ パコーン‥‥パコーン‥‥‥パシッ‥ポト… 「おい、聞いたかよ」 「今あっちのコートで行われてる大会で16歳以下の部に12歳の小学生(ガキ)が出場してるって話」 「うっそー、登録間違いかなんかじゃない?」 「いや…。」 パシッ‥ポト………… 「まさかぁ、そんなバカな話あるワケねぇだろ」 ?(クスッ‥、そのまさかよ。) ?(おっと、こんな所で立ち話を聞いてる場合じゃなかった。早くいって応援しないと!) -------------- <とあるテニスコート> ワァーーーーーーー 《ゲームセット!!》 《ゲームウォンバイ草薙玲6―0!!》 オオオオオオォーーー 「すげー!!」 「ワンセットもあたえずにかっちまったよあいつ…。」 (はぁ…、弱かったなあの人‥。) ?「玲!!」 ‥‥!!!! 『瑠衣!!来てたの?』 ?「当たり前でしょ!私の大事な玲の試合を見に来ないなんて私にはあり得ないんだから!!」 『アハハハハ…ありがとう?ι』
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