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「おいおい兄ちゃん肩ぶつけといてシカトはないんじゃないのー?」
いかにもヤクザって感じのひとが俺と同じくらいの青年にたいしてはなしている。
「………」
「なんとかいえやコラッ!!!!」
ヤクザが青年の胸ぐらをつかむ。
「もーしつこいなぁ、」青年は胸ぐらをつかまれているがまったく動揺していない、むしろ気味が悪いくらい落ち着いている。
「なんやと、いい度胸しとるやないかい、」ヤクザが力を強めるが青年はまだ余裕だ、
「うーん、人殺しちゃうと誠司さんに怒られちゃうからなぁ」
青年はなにかつぶいやいたように聞こえたが内容まではわからなかった
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