第五章

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「んんーっ!いい天気!」 おはようございます! 朝です!快晴です! 勝手場に向かってます! 「おはよう。高宮くん。」 「ぁ。源さん!おはようございます!」 「今朝も元気だね(笑)」 「はい!天気がいいと、嬉しくなっちゃうんです!」 「そうかい(笑)その着物は…」 「あぁ…土方さんに買っていただいて。」 「そうか。歳さんに。」 「似合って…ますか?」 「あぁ。もちろんだとも。…高宮くんは着物が似合うね。」 「ぁっ…ありがとうございます!」 …源さんに褒められたー! 嬉しいな♪ 「源さんおはようございます。」 「あぁ。おはよう。」 …ん? 声のほうを見たら、大柄な男性が。 誰だろう? 「はじめまして…ですよね?」 「ぁ…はいっ。高宮梓と申します!」 「島田魁と申します。よろしく。」 「はい。」 「島田くんは私と一緒に手伝いをしてくれるんだよ。」 「へぇ…あ。そうだ。 源さんもですけど、私が失敗しそうになったら、助けてください!」 「「え?」」 「いや…私、たまに焦っちゃうと失敗しちゃうことが多いので……」 「あぁ。そういうことなら!是非! 高宮さんは新しく入ってきたんですから!」 島田さん…めっちゃ優しい! 「なんかいきなり頼んでしまってすみません。;」 「大丈夫ですよ(笑)今日から改めてよろしくお願いしますね。高宮さん。」 「はいっ。」 「遅れてすみません;おはようございます!」 「ハナーっ♪おはよう!」 「梓ちゃん、おはよう♪」 「…じゃ、そろそろ朝餉の準備をしようか。」 「「「はい!」」」 島田さんかぁ。 優しい方そうでよかった!
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