86人が本棚に入れています
本棚に追加
「…無駄話をしてないで、さっさと洗濯を終わらせたらどうだ?」
「!…斎藤さん。」
「平助。副長が呼んでる。」
「え?なんだって?」
「今日の巡察の道を永倉と変更したいらしい。」
「そうか!ありがとな!一くん!」
「…あぁ。副長なら自室にいらっしゃる。」
「わかった!…じゃぁな!梓!」
「ばいばい!平助くん。また未来のこと話してあげるよ♪」
「本当か!?楽しみにしてるーっ♪」
そういうと平助くんは土方さんの自室に向かっていった。
「…高宮…」
「はい。なんでしょう?」
「その…き…着物は…土方さんに買ってもらったのか…?」
「はい。」
「その……に…ってる……」
「え?」
「着物…似合ってる…//////」
「ありがとうございます!」
「ぁ…あぁ…////」
わーい!斎藤さんにも褒めてもらえた♪
…ていうか、斎藤さん、顔赤い?
「…斎藤さん、顔赤いですけど大丈夫ですか?」
「!…だ…大丈夫だっ……とにかく洗濯を終わらせなければいけないんじゃないか?…まだ庭掃除とかもあるだろう?」
「…そうだった!庭掃除!急がなきゃ!」
「…フッ…無駄話に夢中で仕事を忘れるとは…まだまだだな…(笑)」
…斎藤さんに馬鹿にされた…
「しょうがないじゃないですかっ!女中になったばかりなんですから!」
「…だからって、免除されるものとされないものくらいある…。」
「ぅ…」
ですよねー…
「…で?どれくらいあるんだ?」
「え?」
「…洗濯物だ。…手伝おうかと…邪魔か…?」
「いえ!;助かるんですが…」
「…今日は非番だ。…暇だから心配するな。」
「そうですか!…ならお願いします。」
「…あぁ。」
ということで、斎藤さんに手伝ってもらうことにしました(笑)
最初のコメントを投稿しよう!