86人が本棚に入れています
本棚に追加
…
「源さん…今…殺…」
「着いたよ。」
「え？」
「歳さん、いいかい？源だ。」
『あぁ。入ってくれ。』
》シャッ
…人が…いっぱい…
「っ！？」
何？あの人…怖い…
「歳さん、梓くんが怖がってるじゃないか。」
歳…さん？
「へぇ。君、梓っていうんだ。」
「え？」
歳…といわれた人とは別に、茶髪っぽい髪色を後ろで結って、猫のような顔で私を見つめている人が言った…
「…あなたは…？」
「僕？…僕はぁ、」
「総司！名乗る必要ねーだろ。」
「…総司さん…ですね？」
「あっ。」
「土方さんの馬鹿ぁｗ
僕が名乗る前に教えてるｗ」
「うるせぇ！」
…黒い髪をポニーテールのように高い位置で結った、目つきの鋭い人は土方というようだ…
…土方…？
どっかで聞いた名前…
「…ん？…あの…私の顔になにか付いてますか？」
「えっ？」
黒い髪を右横に結って、前髪が右に集中してる男の人が私を見つめていた。…髪は土方さんより短いようだ…
「…すまない。」
「いえ…。…あなたは…？」
「…副長…」
副長…？あぁ。土方さんのことか。名乗るべきか聞いてるんだ。
「…もう構わねぇよ」
「…斎藤一…」
最初のコメントを投稿しよう！