第一章

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「驚かせてすまない;」 「あ。いえ!大丈夫です。」 「私は近藤勇。」 「近藤…勇…さん…?」 あれ? 「新撰組の局長だ!」 新撰組…えっ… 「しっ…新撰組!?えっ!?」 …なんで… …え?… 私…どこにいるの? 「あり得ないわよ。新撰組はもういないわよ!」 「「「は?」」」 「てんっめぇ…」 土方…?新撰組…? 「あ。土方… 土方歳三っ!?」 「…てめぇ…なぜ俺の名を」 「…新撰組副長:土方歳三 …総司…なら… 新撰組一番隊隊長:沖田総司?」 「沖田と…なぜ知っているのです?」 「二番隊隊長:永倉新八 三番隊隊長:斎藤一 八番隊隊長:藤堂平助 十番隊隊長:原田左之介 …源さん…あなたも確か何番隊か忘れましたが、隊長ですよね?」 「なぜてめぇがそんなに知っている……その格好からして異人のようだが…それか長州の間者か。」 「異人?まさか。日本人です。 長州…は?私は神奈川県に住んでるのよ? てか刀…銃刀法違反じゃないの?警察に…」 …あ…まさか… 新撰組… 長州… 刀… …いや…まさかね… …でも… 「近藤さん…」 嘘であってほしい… 「なんだい?」 「今…何年ですか?」 違って!
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