勇者「狩人に魔法使いをNTRれたんだよ!」 まおう「えぇ!?」

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36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:39:03.14 ID:U9ntf1q60 勇者「付いていく以上は余計な事するなと念を押して言ったはずだぞおい」 まおう「はわわ……」 勇者「……」 ガスッ! まおう「あがっ!?」 勇者「ガキは犬みたいなものと聞いた。身体で覚えなきゃ癖が付くらしいからな。金払ってくるからそこで大人しくしてろ」 まおう「は……はい……」 38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:41:57.36 ID:U9ntf1q60 店主「へいまいど。しかし勇――あいや、あんたがこの街に戻ってきたと思ったら子連れになっちまってら。一体どういう事だい」 勇者「面倒くせぇ事情に巻き込まれてな」 店主「しかし勝手にサボンゴ食ったくらいで顔パンはねぇだろ顔パンは。こっちが申しわけなったぜ」 勇者「あんたには解りようがないかもしれんが、あれも任された立派な仕事だ。 教 育 ってやつさ」 店主「世界が突然おかしくなったって言うのに、あんたは順調に壊れていくねぇ……」 勇者「そう褒めるなよ」 39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/03(金) 00:44:02.49 ID:U9ntf1q60 まおう「あ、勇者さま。おかえりなさい」 勇者「黙って佇んでるかと思ったらケロっとした顔色で迎えやがって。何のつもりだ」 まおう「別に何でもありませんよ? これからどこに行くのですか?」 勇者「……まだ買い物だ。いろいろ細かく調達しなきゃならん。置いてくと後で探すのが面倒だ、仕方ないから付いてこい」 まおう「はいっ!」  妙な感じだ。違和感じゃない。まおうは本当に犬のごとく付いて来る。 子供を殴ったりすればすぐにスネられ、拒絶されるものかと思ったのに。  今の内なら1人歩きで城まで帰せる。そんな算段が絶望的に思えた。
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