勇者「狩人に魔法使いをNTRれたんだよ!」 まおう「えぇ!?」

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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/02(木) 23:45:57.29 ID:hmdK7o270 まおう「……ってNTRれって何ですか?」 勇者「それを俺に説明させるのか」 まおう「あっいえ、それは私の勉強不足なので……」 勇者「まぁいい。しかしお前みたいなガキにも事情を知ってもらう必要がある。     俺達がこうなった原因、その一端を担っているのだからな」 まおう「私の責任ですか?」 勇者「正確にはお前の親父だ。素直にその王座に座って俺の到着を待っていれば良かったものを……     恐怖の大王が腹痛で死ぬのかよ! 原因は拾ったものを食ったと来た!」 2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/02(木) 23:47:32.69 ID:hmdK7o270 まおう「それと勇者さまが困っている事に、何の関係が……?」 勇者「だから寝取られたつってるだろ。俺の恋人であったはずの魔法使い……     故郷に帰ったら結婚しようと約束し、その為にずっと互いの純潔を守り続けていたのに!」 まおう「もしかして寝取られるって、睡眠不足って意味になるという事ですね」 勇者「ああそうかもな確かに寝られなくなったよ。     俺達はパーティを組んで順調にここへ向かってきた。魔物は格段に強くなっていく。     いつでも死ねるとは誰もが理解していたが、それがいつになるかは逆に誰も解らなかった。     そんな緊張の連続があったせいか、俺と魔法使いは互いを想う仲になってたんだ」 まおう「そういうの本で読んだことあります。素敵で憧れますね」 勇者「……だがこの関係は、俺達の悲願が達成されると同時に崩れ去った」 3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/02/02(木) 23:49:30.69 ID:hmdK7o270 まおう「勇者さまの悲願って……やっぱり魔王討伐ってことに?」 勇者「そうだ。しかしあのクソッタレは死んだ」  カッ カッ カッ 神官「おやおや騒がしい」 まおう「あ、神官さん」 神官「おはようございますまおう様。勇者殿と何の話をされていたのですか」 勇者「何ナチュラルに登場してんだよジジイ」
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